福居伸宏 展
火曜日、清澄白河に福居伸宏展を見に行く。
http://www.tokyoartbeat.com/event/2008/1320
瞬間、作品から受ける印象は、隅々まできているピントのためか、すごく静的なものである。しかしその構図は、移動の途中にふと立ち止まったかのごとく、次なる始動の気配に満ちている。静的だけど動的、そんな矛盾が無矛盾的に成立してしまっているため、都市生活者にとってきわめて見慣れた風景を撮影対象としていながらも、異界感に深く浸れて心地よかった。
ところで。作品にあらわれる都市は、関東北部の地方都市に生まれ、将来は東京で暮らすんだろうな、という茫漠とした予感を抱き続けて育ち、結果そうなった私の、ずっと憧れてきた風景である。ずっと?
そう、ずっと。古くは、帰ってきたウルトラマン、本多猪四郎監督回のモブ・シーン。押井守演出の、うる星やつらにおける友引町、機動警察パトレイバー2での東京。そのへんの描写から都市への憧れを育てていたように思うが、人間の記憶は事後的に編纂可能なものであるから、今、宣言しておこうと思う。
私の、幼いころからの都市への憧れは、ここ(*)にある風景によって醸成されてきたのだ。
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コメント
まずはブログ開設おめでとう。
確か貴殿は巨大建造物恐怖症だったと思いますが
高層ビル群は大丈夫なのでしょうか?(やや緊張気味に初コメントw
投稿: みん | 2008年3月27日 (木) 21時49分
>確か貴殿は巨大建造物恐怖症だったと思いますが
高層ビル群は問題ありません。が、山の上に屹立する巨大仏像なんかはいけません。あとフィリップ・スタルクのデザインしたうんこビル、あのうんこがもし地面におろされて、銀座の数寄屋橋交差点なんかにぽん、と置かれたりしたら気絶します多分。
投稿: クランツ | 2008年3月28日 (金) 10時27分