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2008年8月

機内での安全のために

ふだん、国内出張時の航空機会社はマイレージ等の関係によりANAを利用することが多い。しかし行き先によってはJALを利用するときもある。

JAL利用時の楽しみは、シートベルトおよび救命胴衣の着用方法・非常設備・緊急時の脱出動作を説明する映像「機内での安全のために」を鑑賞することだ。全編CGのムービーが何ともすばらしい出来。ライバル社のものとは「飽きさせない工夫」において学生の自主映画とハリウッド映画くらいの差がある。編集テンポ、カメラアングル、カメラワーク、SE(効果音)の効かせかた等々、手練れの監督が作ってるな…と毎回感心してしまう。見どころは「機内から脱出した際には速やかに機体から離れましょう」のくだり。ロング(引き画)で捉えた機体、そこから逃げ惑う人々をカメラは滑らかに回りこみつつ映し出す。これ必見です。

下記リンク先でも閲覧可能ではあるけれど、SEの音量レベルが低い点に不満が残る。やはり機内で聴診器風イヤホンを装着して視聴するのが雰囲気だろう。

「機内での安全のために」

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熊本県酒造研究所 純米吟醸 香露

Sbsh0565

数多くの優れた吟醸酒が採用する協会9号酵母、その生みの親である蔵元の醸す酒。聖地を訪れる巡礼者の心持ちで、背筋を伸ばし味わった。

いつものようにナイトキャップとして盃を口に運んだが、瑞々しく広がる葡萄様の香りにはじまり、ほのかな苦味とさばけのよい酸味で締めくくられる展開は、正直ややそっけなく感じた。

けれど、翌日に食中酒として味わった瞬間、相貌は一変した。刺身でも揚げ物でも、なんらかの味が口中を満たしているところへ香露をひとくち注げば、尖った先が舌と食物の触れ合う層に切れ味鋭く突っ込んできて、先行する味を根こそぎかっさらい、丸みを帯びた喉越しで抱擁しながら臓腑へと落ちてゆくのだった。流体抵抗を考えつくした形状、流線型の味わいとでもいうべき快感だった。

熊本県酒造研究所 純米吟醸 香露
都道府県:熊本県
原料米:山田錦
精米歩合:麹米45%・掛米55%
日本酒度:+1.0 酸度:1.5
アルコール度数:16.1 酵母:協会9号(熊本酵母)

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須藤本家 郷乃誉 極甘口-36 純米吟醸生原酒

Sbsh0547

須藤本家は、現存する中で日本最古の蔵元である。その歴史は源氏VS平氏の壇ノ浦の戦いに先立つこと40年あまり、1141年に始まったとされる。

この酒は日本酒度「-36」の表記に惹かれて購入、きりりと冷やして飲んでみた。ひとくち含んだ瞬間、しっかりとした酸味に裏打ちされた甘みが口中を満たし、続いて原酒ならではの、喉の浅いところに引っかかる旨みがあらわれる。

いつもの通りナイトキャップとしてこの酒を飲んでいると、晩飯をしっかり食べていたにもかかわらず空腹を覚えてしまった。もしかすると食前酒として最適だったのかもしれないが、試す間もなく一瓶空いてしまった。

須藤本家 郷乃誉 極甘口-36 純米吟醸生原酒 
都道府県:茨城県
原料米:山田穂
精米歩合:60%
日本酒度:-36 アルコール度数:15.0~16.0

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